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アトリエシムラ

atelier shimura
[ 日本 ]

プロフィール

アトリエシムラ [日本]

染織家・志村ふくみの孫・志村昌司を中心とした染織ブランド。次世代に植物の色彩世界を今に伝えていきたい という思いから2016年に生まれた。着物をはじめとする日本の伝統・文化を継承しつつも、「美とは、何か」を考え問い続けている。「自然と芸術を日常に取り入れる」をテーマに、草木染めをより身近に感じてもらえる商品、色合わせストールなども制作。

《message》
作品テーマ「心の湖」
 琵琶湖は、古くは「淡海(おうみ)」と呼ばれ、「近江国」の地名の起源となりました。万葉時代には、柿本人麻呂 が「淡海の海夕浪千鳥汝 (な) が鳴けば心もしのにいにしへ思ほゆ(琵琶湖の夕方にたつ波の上を飛ぶ千鳥よ、お前が鳴けば心がしなえるように昔のことが思われてならない)」(『万葉集』巻3)と詠んだことでも知られています。
 近江八幡に生まれた、私の祖母、志村ふくみも琵琶湖にさまざまな心情を投影して作品を制作してきました。例えば、代表作品の一つ「湖上夕照(こじょうせきしょう)」は、時空を超えて、柿本人麻呂の和歌と通じる詩情があります。今回のインスタレーションでは、古来から人々が心情を投影してきた心の湖である琵琶湖を、色糸で表現しました(文責:志村昌司)。

過去の作品