ARTIST PROFILE アーティストプロフィール

クラウディア・ラルヒャー

Claudia Larcher
[ オーストリア ]

プロフィール

クラウディア・ラルヒャー [オーストリア]

クラウディア・ラルヒャーは、アーティスト、映像作家、AI研究者であり、写真を単に技術的な媒体としてではなく、社会的・政治的な意義を持つ世界的に相互接続された実践として捉えている。彼女の作品は、ビデオ・アニメーション、コラージュ、写真、インスタレーションに及び、人工知能の影響と実験的な使用に焦点を当てている。伝統的な画像制作方法と現代的な画像制作方法を組み合わせることで、デジタルの概念を物理的な空間に変換し、デジタルの物質性と現実の認識を探求している。「phygital」(物理とデジタル)の視点に根ざし、伝統的なメディア形態と現代的なメディア形態の境界を再定義する。写真と人工知能のもつれ、アルゴリズミック・イメージの物質性、写真とエコロジーの関係を研究し、デジタル・ヒューマニズムや自動化された写真、ポスト・ヒューマン写真に関する現在の議論に貢献している。

ウィーンを拠点に、トーキョーワンダーサイト(日本)、スロート財団フィラデルフィア、ワイマール芸術祭、ポンピドゥー・センター(パリ)、アルス・エレクトロニカ・フェスティバル(リンツ)、グレイ・エリア・フェスティバル・サンフランシスコ、ロスキレ現代美術館、マニフェスタ13、アンソロジー・フィルム・アーカイヴス(ニューヨーク)など、オーストリア国内外で数多くの展覧会に出品。現在、AIT(オーストリア工科大学)のARTTECプログラムのレジデント。

過去の作品