EVENT OUTLINE 開催概要
BIWAKOビエンナーレ2022 “起源〜ORIGIN”
- 開催会期
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2022年10月8日(土) 〜
11月27日(日)
- 会場エリア
- 滋賀県 近江八幡旧市街地、沖島、彦根市街地、彦根城、鳥居本など
- 開場時間
- 10:00〜17:00 (最終入場:16:30)
- 休場日
- 水曜日(最終週の11月23日は開場)
- 主催
- 文化庁、 独立行政法人日本芸術文化振興会、 国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ実行委員会
- 実行委員長
- 小西 理(近江八幡市長)
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総合
ディレクター - 中田 洋子
BIWAKOビエンナーレとは
土地の歴史、空間の魅力が芸術によって輝き出す
滋賀県の琵琶湖を中心に広がる、近江八幡旧市街、沖島、彦根市街地、鳥居本の約35箇所の会場を舞台に、国内外のアーティストが展示を行うアートイベントです。
また、空き家や古民家を会場として活用することで、古き良き建物の魅力を再発見し、後世につないでいくための「地域再生」も目的のひとつ。長年放置されている日本家屋を、地元住民や日本全国から集まる有志たちで清掃することから始めています。町の歴史と芸術が重なり合う作品展示によって、五感をフルに使った鑑賞体験をお楽しみください。
2022年のテーマ “起源〜ORIGIN”
開催10回目となる2022年のテーマは、 “起源〜ORIGIN”。今もスピードを上げ広がりつつある宇宙、そして我々の起源も、138億年前に起こったビッグバンに集約されます。何億何兆という星や宇宙が生まれまた消えていく。誕生と死は、宇宙でさえ避けることのできない運命です。一人一人の人生も、その縮図なのかもしれません。
何故、宇宙は生まれたのか?我々人類の存在に、意味はあるのか?創造し探求し続ける人間の最も深いところから生まれ出る「アート」の中にこそ、その答えの片鱗を見出すことができるのではないでしょうか。
参加アーティスト
BIWAKOビエンナーレは、アーティストによって奏でられる壮大なシンフォニー。国内外から選りすぐりのアーティスト約70組が結集し、それぞれの空間を自らの作品へと昇華させていきます。
会場エリア(地域)について
BIWAKOビエンナーレは、近江八幡エリア、彦根エリアと大きく2つのエリアに分かれています。近江八幡エリアのメイン会場となる近江八幡旧市街は、豊臣秀次により築かれた城下町を基礎とし、近世では近江商人発祥の地として発展した場所です。また一方、彦根エリアの彦根市街地は、17世紀に創建された彦根城を中心に城下町として繁栄しました。現存する彦根城は、国宝となり今もその偉大さを誇っています。
今回から新たに、沖島と鳥居本が会場に加わります。沖島は琵琶湖に浮かぶ、世界でも珍しい日本唯一の有人島。漁業が盛んで、琵琶湖の漁獲水揚げ量の半分を担っています。鳥居本は、江戸から見て中山道六十三次にあたる静かな宿場町。その佇まいから当時の繁栄ぶりが偲ばれるでしょう。一日で1つの地域を深掘りするもよし、地域を横断して異なる世界観を楽しむのもよし。アートによって輝きを増した空間を、旅をしながら五感をフル活用して体感してください。
展示会場について
近江八幡エリア(近江八幡市街地、沖島)、彦根エリア(彦根城周辺、鳥居本)の展示会場の見どころについてご紹介します。
近江八幡エリアの展示施設(近江八幡旧市街地 :10施設+EXTENTION 1施設、沖島:10箇所)
水運と歴史の町「近江八幡旧市街地」と琵琶湖の漁業を司る漁師の町「沖島」。近江商人発祥の地として発展した、近江八幡旧市街がメイン舞台です。一方の沖島は、徒歩でひと回りしても2時間程度という小さな島で、湖上の有人島として世界でも珍しい島です。
彦根エリアの展示施設(彦根城周辺:9施設+EXTENTION 1施設、鳥居本:4施設)
彦根の代名詞ともいえる「彦根城」と、江戸時代に誕生した街道を中心とした宿場町の名残が残る「鳥居本」。彦根城周辺では城下町の歴史的な建築物が舞台。一方の鳥居本は、元宿場町。会場のひとつとなる「有川家住宅(有川薬局)」は、創業350年で腹薬の「赤玉神教丸」でよく知られる場所です。
イベントについて
BIWAKOビエンナーレ会期中には、ワークショップやコンサートなどのイベントも随時開催しています。情報は、ニュースやTwitterで随時更新中です。 ※社会情勢により、中止になる場合もございます。