プロフィール
エヴァ・ぺトリッチ [スロべニア]
スロベニア出身。ニューヨーク、ウィーン、リュブリャナを拠点に、写真、ビデオ、パフォーマンス、インスタレーション、サウンド、執筆などの作品を制作する。ニューヨークでは、Galerie Mourlot - New Yorkが代理店を務めている。
ウェブスター大学ウィーンで心理学と視覚芸術の学士号を取得し、Transart Institute New York / Berlin/Danube University KremsでニューメディアのMFAを取得。レース・インスタレーションは、オーストリア・ウィーンの有名な聖シュテファン大聖堂、アルゼンチン・ブエノスアイレスのCentro Cultural Borges、ニューヨークの国連本部、世界第5位の大聖堂であるSt.John the Divine Cathedralなど、世界中で展示されている。
《message》
ハートは最も強い網であり、網の中心である。私たちが地球に根ざし、生命に根ざし、人間の姿で存在しているのは、このハートのおかげです が、いつまで続くのだろうか......?その始まりは受胎から4週間後、終わりは死後と定義されている。ハートは、あなたの、私の、彼の、彼女の、彼らの、私たちの、集合的な生命のカウントダウンとカウントアップを歌っている。網のポンプであり、私たちの命のポンプなのである。
"Incubator of E@motions, We all originate from this heart... "は、私たちや生命と呼ばれるものすべてを構成する網の目のような、抽象的で目に見えない現象を体験させる作品として生み出された。
NASAやESAの星の画像やリュブリャナ大学医学部の細胞の画像からインスピレーションを受け、何時間もの作業と一生涯以上の感情を込めたリサイクルされたハンドメイドのレースのアッサンブラージュがここに展示されている。レースのように繊細なミニチュアの木は、クリスタルのドームに包まれている。このドームには、私の手彫りのレースのイメージ、つまり私の「Periodic table of Shadowed Emotions」から影で視覚化された感情の具現が載せられている。イドリヤのレース模様に縫われた愛で、ドームが無名の心臓のポジを守っている。心臓は、リュブリャナ医科大学から提供されたもので、私たちの感情の根、生命のポンプである人間の心臓をより身近に感じてもらうためのものです。私たち、この心臓に由来しているのである...。