プロフィール
藤原昌樹 [日本]
彫刻家。桃山学院教育大学人間教育学部准教授。
1968年大阪生まれ。1991年大阪芸術大学(金属工芸専攻)卒業、1992年大阪芸術大学専攻科修了。2016年滋賀大学大学院修了と同時に論文「巨大シャボン玉論」を学会発表する。鉄を主材とした作品を国内外で発表し続けると同時に〈CAF.Nびわこ展実行委員会〉の代表として現代美術の展覧会を企画運営、〈シャボン玉研究所〉の所長として全国各地で「消える彫刻」によるアートの入口プロジェクトを展開、〈CARRY絵画造形教室〉の代表として後進の指導などに力を注いでいる。
《message》
鉄とまじめに遊ぶことで、いつの間にか〈無〉で楽しむ姿が現れ、その「時」の重なりや背景が個性やストーリーをつくりあげる。素材のもつ質感を大切にしながら〈感じる心〉を育み、ヒトと繋がり、空間と繋がることでカタチが生まれる。カタチの向こうに見える景色と一体となり、ありのままの心が表出するような作品となればと思っている。