プロフィール
奥中章人 [日本]
美術家。1981年京都府生まれ、同地在住。あおいおあ / AO Institute of Arts 共同代表。木津川市山城総合文化センター 体感アート講座 主宰。
静岡大学教育学部を卒業し、 静岡県立美術館ならびに知的障害者の社会福祉施設にて美術遊びの講師を務めたのちに近現代の思想を学び美術家となった。国内外の助成を得てフランス・韓国・中国のAIRで長期研修を受ける。各地の地域アートで研鑽を積み、体験的な巨大作品やワークショップ開発をする美術家として国内外で発表している。
主な活動として、2021/ 北九州未来創造芸 術祭 ART for SDGs、2019/ LUXELAKES A4美術館ARIE国際レジデンスプログラム、野村 財団芸術文化助成、2017/ 六甲ミーツ・アート主催者特別賞、モスクワ国際ビエンナーレ・ パラレルプログラム《Yearning for The Sky》、川口市立アートギャラリー・アトリア《ア ートで解明!空気の正体》、2016/ 木津川アートグランプリ+市民賞など。
《message》
私は「関わり合いの形とはどんなものだろうか」と考えてアートを作っています。私たちの体は、何万年も空気や水や光に生かされてきて、体に宿る私たちの心もまた同じなのだと思います。私たちが関わり合うものは、触れた時から人間性や関係性を感じ始めてしまい、それは愛着のあるコーヒーカップに抱く親近感のような「人と物」の話でもあり、家族や仲間との出来事の話でもあり、宇宙や量子の話でもあり、そして私の世界観とあなたの世界観が今日まさに関わり始めた話でもあります。