プロフィール
タリナイナニカ [日本/イギリス]
tarinainanika(タリナイナニカ)
20世紀フランス演劇界の巨匠エティエンヌ・ドゥクルーが構築した役者の身体芸術〈コーポリアルマイム〉を専門とするシアターユニット。代表の巣山賢太郎とタニア・コークは長年、ロンドンでドゥクルーの最後のアシスタントを務めたスティーヴン・ワッソン氏とコリン・スウム氏に師事し、劇団Theatre de l’Ange Fouに所属。2011年にtarinainanikaを結成。現在はコーポリアルマイムを継承する第三世代のアーティストとして、クリエーションとエデュケーションを両輪に国内外で活動を展開している。
BIWAKOビエンナーレには2012年から参加しており、身体表現を軸としたサイトスペシフィック・パフォーマンスやジャンルを超えたコラボレーションを積極的に行っている。
2020年には大阪市東成区において倉庫を改装したアトリエFLYING CARPET FACTORYを構え、〈コーポリアルマイム舞台芸術学校〉を開校。未来のアクター・クリエイターを育むプログラムを開催している。
《message》
BIWAKOビエンナーレには今回で5度目の参加となります。その都度、近江八幡や彦根の味わい深い場所や素晴らしいアーティストの方々とのコラボレーションの中で、そこでしかできない作品を演じさせてもらっています。今回も劇場とは一味違うサイトスペシフィックな状況に「コーポリアルマイム 」の身体性を融合させることで、どのような相乗効果が得られるか楽しみにしています。