周逸喬 [中国]

中国生まれ、京都市立芸術大学院研究科漆工修士課程を経て、同大学博士後期課程修了。漆作家として日本と中国を軸に活動しながら、中国・南京美術学院にで漆芸術の講師を務める。2023年に京都寺町京極通りにて中国の慶事文化をモチーフにしたエアバルーンによる大型インスタレーション作品《夢黄梁》を掲示した。その後、2024年に六甲ミーツ・アート芸術祭にてボタン文様をモチーフにしたバルーン作品《赤と緑の行き違い》を展示した。この度の琵琶湖ビエンナーレをきっかけに、繊維を胎体に用いた漆のインスタレーション作品で東アジアの自然観と工芸文化の共鳴を表現したい。