展示会場

展示会場紹介

会場となるのは、近江八幡旧市街に点在する住み手を失った町家や元工場などです。そのほとんどが江戸期に丹精込めて建てられた貴重な建物です。会場を回るとともにゆったりとしたときの流れる町の風情をお楽しみください。

尾賀商店

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尾賀商店(総合案内所)
OGA SHOTEN (BB Information Desk)

築150年の歴史を持つ建物。戦前までは砂糖問屋を営み、戦後からは履物の卸をしていました。2007年からは新たな創造と発信の場として、カフェ・ショップ&ギャラリーとして生まれ変わり、近江八幡の人気スポットのひとつとなっています。会場となる倉庫ギャラリーは建てられた当時の面影がそのまま残っており、様々なアーティストの活動場所として親しまれています。

旧尾賀邸

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旧尾賀邸OGA’s House

築100年以上の歴史を持つ町家。昭和初期からは何世帯かが入れ替わり、借家として使われていたと近所の方が記憶されています。 戦後しばらくから昭和40年頃までは燃料屋として、以降は尾賀邸として40年近く住居として使われていました。
現在は新たに所有者となった奈良岡氏がアンティークショップとして表の部分で開業しています。

旧扇吉もろみ倉

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旧扇吉もろみ倉OGIKICHI’s Storehouse

近江八幡の中でも代表的な醤油醸造元、平居吉蔵家のもろみ倉。かつて年間500石(50000升)もの醤油を生産していましたが、昭和期には廃業となり、もろみ倉の中にコンクリート製の部屋を作ることで給食センターとして活用されていました。今ではコンクリート部分がきれいに取り除かれ、もろみ倉として機能していた頃の土壁や床面の石がごろごろする荒々しいむき出しの土の表面が復活。今もなお創業時の空間が残る、数少ない貴重な建物です。

まちや倶楽部

まちや倶楽部MACHIYA CLUB

300年近くの歴史を持ち、2008年に惜しまれつつ操業を停止した西勝酒造の旧工場。2012年からは「まちや倶楽部」と命名され、近江八幡旧市街のまちづくり、コミュニティビジネス等の活動拠点として活用されています。酒造りに必要な室(むろ)や蔵があり、迷路のような空間は工場ならでは。

カネ吉別邸

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カネ吉別邸KANEKICHI Second House

1896年創業、現在も近江牛の販売として有名な「カネ吉」の所有している町家。詳しい歴史は定かではありませんが、江戸期に繁栄を極めた元材木商の家であったと伝わっており、堂々たる梁が落ち着いた風格を与えています。また、奥の蔵の明かり取り窓から差し込む光は神秘的で見所の一つです。

藤ya

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藤yaFUJIYA

本家が現在の「千成亭」の場所にあった、藤田家の分家。正確な創建年は不明ですが、建物の位置する場所から、そこそこの商家であり、江戸中・後期の近江八幡でも古い部類に入る建物であると考えられています。2010年にも会場として、作品を展示しました。現在は、藤木氏の手により丁寧に手入れがされ、本来の建物の良さを生かした、空間になっています。

旧中村邸

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旧中村邸NAKAMURA’s House

豊臣秀次の家臣、中村(灰屋)久兵衛の屋敷跡。武士から商人へと転身した近江商人で、屋号が灰屋となっていたことから染物に必要な石灰を取り扱っていたと考えられています。現存しているものは1745年に焼失した後、六代目の手により1855年に再建されたもので、今なお道に面している扉には“中”の紋が見受けられます。

遠久邑八幡堀

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遠久邑八幡堀OKUMURA Hachimanbori

商いの種類、持ち主などは不明ですが、八幡堀の中でも商品が全国へと運ばれていく拠点として栄えていたため、商品の保管等に使われていた蔵と考えられています。平成に入った後も、梁や漆喰の壁を建築当時使われていたものを使って改修し、今でも元の姿を残しています。現在は琵琶湖の沖島から採れた鮮魚を加工販売している『近江佃煮庵 遠久邑』として地元、観光客から親しまれています。

八幡山展望館

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八幡山展望館Mt.Hachiman Observation Deck

ロープウェイで約4分、駅を降りてすぐの所にある展望館からは360°ガラス張りの空間があり、今も碁盤の目をとどめる近江八幡市を一望できます。かつて八幡山城があり、城主である豊臣秀次切腹の後、築城後僅か10年で廃城になった悲しい歴史を背景に持ち、今では山頂に残る石垣や本丸、西の丸跡などを巡ることができます。この町のかつての栄枯盛衰に思いを重ね作品をご覧いただければ、違った何かが見えてくるかもしれません。

村雲御所瑞龍寺門跡

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村雲御所瑞龍寺門跡Zuiryuji Temple

八幡山城趾にある日蓮宗唯一の門跡寺院。安土桃山時代、豊臣秀次の生母(秀吉の姉)日秀尼公により、秀次の菩提を弔うため建立されました。当初は京都に建てられていましたが、1961年に現在地へ移築。境内から見渡せる、近江八幡市街や琵琶湖の絶景をお楽しみください。

寺本邸

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寺本邸(BBショップ)
​TERAMOTO’s House (BB Shop)

近江八幡瓦製造の最初の数軒であったと考えられている寺本家の町家。
母屋部分は推定築180年。 京都深草の寺本甚兵衛家から元禄の頃に分家し、近江八幡で瓦製造販売を始めました。 寺本邸の横に建つ瓦ミュージアムの場所は、1980年頃に廃業するまで、寺本家の製造施設でした。 蔵の中には今でも、当時の職人が使った木型、ヘラなどの道具が眠っています。

喜多七右衛門邸

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喜多七右衛門邸KITA SHICHIEMON’s House

江戸期から畳、麻網を中心に卸売業を営んだ喜多七右衛門の町家。かつてこの地域では織田信長の命により畳を生産し、信長本人にも七右衛門が卸していました。そうした由縁もあり大正の半ばまで喜多七右衛門の名をそのままに、日本全国で商売をしていました。威厳のある立派な大広間などの佇まいを見ると、喜多七右衛門が近江商人としていかに成功していたか知ることができます。

ティースペース茶楽

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ティースペース茶楽
Tea space SARAKU