VENUES 展示会場紹介

BIWAKOビエンナーレ2025は 「近江八幡旧市街地エリア」「長命寺エリア」「沖島エリア」の3つの地域で開催します。
現在エリア内の個々の展示会場情報は準備中です。順次こちらに掲載となりますので、どうぞお楽しみにお待ちください。

近江八幡旧市街地エリア

琵琶湖の東南岸にある町「近江八幡」。近江商人発祥の地として発展した近江八幡旧市街がメイン舞台です。1585年に豊臣秀次が築城した八幡山城の堀割として造られた「八幡堀(はちまんぼり)」は、まさに近江八幡を象徴しています。城下町が栄える要因にもなった、町の一大動脈である水運は、四季折々の町の風景を私たちに楽しませてくれます。また、近江商人の町として栄えた、風情のある町並みの各所からは、歴史を辿ることができるでしょう。

例年同様メイン会場となる「近江八幡旧市街地」古い街並み残る新町通り
町の繁栄に水路として大きな役割を果たした大動脈「八幡堀」(近江八幡旧市街地エリア)

長命寺エリア

​長命寺(ちょうめいじ)は、天台系の単立寺院で、西国三十三所第31番札所として知られます。​その創建は推古天皇27年(619年)と伝えられ、聖徳太子が開基とされます 。​本尊は千手観音、十一面観音、聖観音の三尊一体で、健康長寿や無病息災のご利益があるとされています 。​また、琵琶湖畔から808段の石段を登ると、標高約250mの山腹に本堂や三重塔などの重要文化財が立ち並び、四季折々の美しい景観が広がり、湖と歴史が調和するこの寺院は、多くの巡礼者や観光客に親しまれています。

今年初の会場となる「長命寺」
琵琶湖を一望できる絶景が楽しめます。

沖島エリア

琵琶湖の沖合約1.5㎞に浮かぶ沖島。徒歩でひと回りしても2時間程度という小さな島は、湖上の有人島として世界でも珍しい島です。沖島の歴史は古く、延喜式内社として記されている奥津島神社の建立当時は、琵琶湖の航行の安全を守る神の島として崇拝される無人島だったそう。現在でも漁業が盛んで、琵琶湖の豊かな自然も残っています。島に流れるゆったりとした時間は、きっと訪れる旅人たちを魅了することでしょう。


    ●沖島の公衆トイレは、沖島港と沖島小学校体育館の2箇所のみです。


      琵琶湖に浮かぶ日本唯一の湖上有人島「沖島」。
      漁業を中心に人々の生活と歴史が今も息づいています。